産婦人科選び(その2)
2017年7月16日(日)
前回病院に行ったときはまだ5週目だったので、
医者も出産できるか判断が難しかったのだろうと、
善意の気持ちでいたため少し間を空けて、
彼女の命の恩人の医者が居る病院の産婦人科に行ってみる。
[ Theptarin Hospital ]
5年くらい前に喉頭癌が見つかって、いろんな病院に行ったけども、
どの医者からも「治療できるか自信がありません」なんて言われて、
一時期であっても、30代半ばで絶望してたんだろうなって、
想像するだけで何とも言えない気分になります。
けどもそんな絶望の中、この病院の今の主治医の先生に言われたそうです。
「癌なんてうまく取り除けば良いだけですよ。
それと、、、
私はそれができると思うので任せてもらえますか?。
あなたを助けたいという気持ちだけですが。」
「何か〈ブラックジャックによろしく〉の斉藤先生かよっ!!」って、
その話聞いたとき胸熱感すごかったんでそれを伝えても、
見たことない漫画やらドラマの話なので通じず。
(けどもDr.コトーとコウノドリは見たことあるらしく通じました。)
よもやま話でしたが、
その病院で待つこと15分程度。
現れたのは今回もかなり若く、高圧的、ちょっとお嬢なのか(?)。
ってかA〇に出てきそうなSッ気満開風の先生。
話し方もかなり上から。
話もそこそこにまたエコー。
おおっ!!
今回は心音が聞こえてるではないかっ。
さらに丸じゃなくてちょっと人っぽいぞっ!!
さすがに7週目になると人間化してるぜー。
ってか、ドS風の女医がエコーをいじりながら。
「ここに良性の腫瘍がありますねー。
ここも、ここも・・・ここも。
全部でMyomaが5箇所見つかりました~あーっ!!」
ってなこと言ってその後の問診でウダウダ
「こんなリスクが~あっ!!、あんなリスクが~あっ!!」
ってなこと言ってたんでちょっとゲンナリして半分寝てたら、
彼女が半分切れてました。(その対応に)
領収書は捨てちゃったけど結局2,800バーツで少しお釣り有り。
その後、病院の食堂に行って僕がうたた寝してる間に、
彼女のコネクションにガンガン連絡入れてたらしく、
マトモな産婦人科医を紹介してくれって探していたようです。
仕事でちょっと疲れが残ってたのか、
11時なのにまだウトウトしてた僕を食堂で叩き起こして、
「次行くぜいっ!!」って車に乗せられて向かったは、
[ Phayathai 2 Hospital ]
PHYATHAI 2 INTERNATIONAL HOSPITAL
そういや知り合いの日本人女性(旦那タイ人)もここで検診して、
日本で出産したなあと思い出しながら受付。
昼一に診療開始で、出てきたのがまさに爺さん先生。
午前中に撮ってきたエコーの写真見せながら彼女状況説明。
爺さん先生開口一番、
「全然余裕やけど俺的には。」
(もちろん意訳です。)
「つーか、普通くねえ?これって。いやマジでマジで。」
(もちろん意訳です。)
「オレ何遍もやってんからさー。わかんよねー余裕で。」
(もちろん意訳です。)
「ガキどもがビビっとるだけなんよねー。」
(もちろん意訳です。)
『おーっ心強うございますっ』って思ったのですが。
それ以降はあまり聞き取れず。
(通常は6割7割くらいは理解できるのに、この時は4割程度のレベルに低下。)
まあ結果的に彼女はお爺ちゃんに万感の信頼を置いたようで、
定期診療はこの爺ちゃんで決まり。
けどもこの病院のルールなのかカルテをPC入力のようで、
爺さんの問診入力が両手の人差し指のみの超スローな北斗神拳によって、
内容が記録されてました。
あくびが出ます。
問診のみだったんで240バーツしかかかりませんでしたが、
あくびの出る北斗神拳で41分無駄にしましたが、
爺さん先生のサラリー賄えてないっすよねマジでっ!!
続く