タイが好きなのかどうかはわかりませんが

タイで生活してます。テーマのメインはタイ人嫁(予定)の妊娠出産の備忘録です。その他日常も。

プレウェディングフォト

2017年8月5日(土)

うちの彼女は仕事で広告ビジュアルの制作に携わっているので、

仕事仲間はフォトグラファーやら編集者、ヘアーデザイナー、メイクアップアーティストやらが多く、普段はフォトスタジオに出勤しています。

同じプロダクションに15年ほど勤めていることもあって、妊娠したことやそれに伴って入籍することを知った彼女の部下やパートナーたちが、お祝いにプレウェディングフォトを撮ってくれることとなりました。

お腹が出てきたみっともないから今やるとのことでしたが、既に出まくりなんですけどね。(、、、元からか。。。)

 

ただ正直言って僕は被写体になることがとても気持ち悪く感じるタイプなので本当は嫌なのですが、彼らの善意を無駄にするわけもいかず、何よりも彼女がそれにノリノリになってるので、とりあえず「お付き合いでやっとくかー」と1時間仕事の気分で行ってみました。

 

4,5人くらいでちょこっと撮ってもらうイメージでいたのに、彼女に遅れてバイクでスタジオに着いたら既に10人くらいスタンバイ済!!。

メイクのために先に行ってた彼女に「ほら!!次〇〇(私の名前)の番よっ!!」って、髪の毛のセットと少しながらも化粧をされて。。。

へアスタイリスとメイクの人は前から面識があって、2人はお付き合いしてて、心は女性で、ベースは男の体で。。。

 

それが終わるころにスタイリストさん2人登場、2人とも男性ですがどう見ても。。。

同じ部屋に6人居ましたが、機能的な男性5名と女性1名。精神的な男性1名と女性5名。

民主主義的にはこちらが完全にセクシャルマイノリティな空間でした。

どうでもエエことですがその2組のどちらがタチでネコなのかという彼女のクイズに2問とも正解しました。やっぱ雰囲気は出るのが常です。

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そうこうしているうちに、土曜日の仕事が休みの日にも関わらず、人がいっぱい集まってくる。

あれこれしてるうちに20人以上来てるぞこれ。全員私どもの写真を撮るためっぽいぞこれ。

日本でもそうなんでしょうが、被写体と撮る側のテンションを上げるためBGMがデカめの音量でかかるっ!!。

しかも私が日本人だからか日本語の歌がかかるが、「全部知らんっ!!」。

アニメかなんかの曲か?

編集担当のタイ人から「これ何て歌で誰が歌ってるんですかー?」って聞かれても、「知らぬ。もっと若い日本人なら知ってるかもねー」と言うしかできず。

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午前中に某スポーツブランドA社の衣装で200枚くらいショットを撮って、

「はいっ!!昼飯でーっす!!」って掛け声とともに、「やっとこさ終わりかー」と安堵しながら、スタジオのカフェで彼女と飯を注文してのんびり食べてると、

「次の衣装合わせときましょうか」とスタイリスト。

(ちなみに9割方衣装は、私や彼女のものを持って行ったものを使いました。)

 

「(まだあるのね。。。)」とか思いつつ結局その後も2回ほど衣装チェンジ。

後でファイルを除くと800カットくらい撮ってました。

疲れました。。。マジで。。。

彼女はノリノリで撮る画のシチュエーションをメンバーにでかい声を出して指示してました。

まあほぼ自分の城ですからねえ。

 

ってか全員で26人もの人たちが彼女と僕(ほぼ彼女のためですが)のために、休日に趣味で集まってくれたものです。

これは感謝以外の何物でもなく、その後のBBQはもちろん多めにカンパさせてもらいました。

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うちの彼女の人望が成せる面は大きいのでしょうが、タイ人ってこういう人のつながりの基本が息づいてる気がすることを仕事でもプライベートでも、つくづく感じます。

それこそがまだタイに居る理由な気もしてます。

 

ちなみにオリジナルではないので画質が悪いですが、

僕と同い年のバイク好きで以前から話の合うフォトグラファーと彼女が考えたシチュエーションフォトが気に入ってます。

テーマは「アーサー王と円卓の騎士(超安っぽい版)」

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ってかキングアーサーってよく考えたら、ランスロットにグィネヴィア寝取られるんでした。

また盗られるのか!?。

 

さすがにブログに写真載せるのは恥ずかしいので、ちょこっと雰囲気だけわかるようにショット載せておきます。

これは自分の備忘録として。

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産婦人科選び(その2)

2017年7月16日(日)

前回病院に行ったときはまだ5週目だったので、

医者も出産できるか判断が難しかったのだろうと、

善意の気持ちでいたため少し間を空けて、

彼女の命の恩人の医者が居る病院の産婦人科に行ってみる。

 

[ Theptarin Hospital ]

http://www.theptarin.com/

 

5年くらい前に喉頭癌が見つかって、いろんな病院に行ったけども、

どの医者からも「治療できるか自信がありません」なんて言われて、

一時期であっても、30代半ばで絶望してたんだろうなって、

想像するだけで何とも言えない気分になります。

 

けどもそんな絶望の中、この病院の今の主治医の先生に言われたそうです。

「癌なんてうまく取り除けば良いだけですよ。

 それと、、、

 私はそれができると思うので任せてもらえますか?。

 あなたを助けたいという気持ちだけですが。」

 

「何か〈ブラックジャックによろしく〉の斉藤先生かよっ!!」って、

その話聞いたとき胸熱感すごかったんでそれを伝えても、

見たことない漫画やらドラマの話なので通じず。

(けどもDr.コトーとコウノドリは見たことあるらしく通じました。)

 

よもやま話でしたが、

その病院で待つこと15分程度。

現れたのは今回もかなり若く、高圧的、ちょっとお嬢なのか(?)。

ってかA〇に出てきそうなSッ気満開風の先生。

話し方もかなり上から。

 

話もそこそこにまたエコー。

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おおっ!!

今回は心音が聞こえてるではないかっ。

さらに丸じゃなくてちょっと人っぽいぞっ!!

 

さすがに7週目になると人間化してるぜー。

ってか、ドS風の女医がエコーをいじりながら。

「ここに良性の腫瘍がありますねー。

 ここも、ここも・・・ここも。

 全部でMyomaが5箇所見つかりました~あーっ!!」

ってなこと言ってその後の問診でウダウダ

「こんなリスクが~あっ!!、あんなリスクが~あっ!!」

ってなこと言ってたんでちょっとゲンナリして半分寝てたら、

彼女が半分切れてました。(その対応に)

領収書は捨てちゃったけど結局2,800バーツで少しお釣り有り。

 

その後、病院の食堂に行って僕がうたた寝してる間に、

彼女のコネクションにガンガン連絡入れてたらしく、

マトモな産婦人科医を紹介してくれって探していたようです。

仕事でちょっと疲れが残ってたのか、

11時なのにまだウトウトしてた僕を食堂で叩き起こして、

「次行くぜいっ!!」って車に乗せられて向かったは、

 

[ Phayathai 2 Hospital ]

PHYATHAI 2 INTERNATIONAL HOSPITAL

 

そういや知り合いの日本人女性(旦那タイ人)もここで検診して、

日本で出産したなあと思い出しながら受付。

 

昼一に診療開始で、出てきたのがまさに爺さん先生。

午前中に撮ってきたエコーの写真見せながら彼女状況説明。

爺さん先生開口一番、

「全然余裕やけど俺的には。」

(もちろん意訳です。)

「つーか、普通くねえ?これって。いやマジでマジで。」

(もちろん意訳です。)

「オレ何遍もやってんからさー。わかんよねー余裕で。」

(もちろん意訳です。)

「ガキどもがビビっとるだけなんよねー。」

(もちろん意訳です。)

 

『おーっ心強うございますっ』って思ったのですが。

それ以降はあまり聞き取れず。

(通常は6割7割くらいは理解できるのに、この時は4割程度のレベルに低下。)

まあ結果的に彼女はお爺ちゃんに万感の信頼を置いたようで、

定期診療はこの爺ちゃんで決まり。

けどもこの病院のルールなのかカルテをPC入力のようで、

爺さんの問診入力が両手の人差し指のみの超スローな北斗神拳によって、

内容が記録されてました。

あくびが出ます。

 

問診のみだったんで240バーツしかかかりませんでしたが、

あくびの出る北斗神拳で41分無駄にしましたが、

爺さん先生のサラリー賄えてないっすよねマジでっ!!

 

続く

産婦人科選び(その1)

2017年7月1日(土)

とりあえず妊娠したっぽいことがわかってから最初の休日なので、

近くの国際病院に行ってみました。

 

[ Piyavate Hospital ]

โรงพยาบาลปิยะเวท - Piyavate Hospital : The Excellent International Hospital in Thailand

 

前家庭での経験上、やっぱり近所の病院が一番都合が良いこともわかっていたので、

とりあえず検診病院探しも兼ねて来てみたら、

診断結果やっぱり本当に妊娠しており、エコーも撮ってもらいました。

 

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何か黒い丸が赤ちゃんだそうで、全く実感沸かず。。。

 

診断してくれた先生は真面目そうだけども大学出てすぐ位の若い感じで、

「この年齢での出産までの成功率は50%なので、

 その点は理解しておいてくださいよねー」

とのこと。

〈逃げの保険〉をまずは念押ししてくる点は、

仕事やプライベート上、タイでよく見るアレだなーとの印象で、

医者もそういうことまずは言っちゃうのねと、ちょっと残念な気分。

 

やっぱり彼女も「こいつは信用ならねーなー」とのことと、

彼女の苦手なムスリム系(というかアラブ系)の患者さんがいっぱいのため、

「じゃ違う病院行ってみるかー」でこの日は終了。

かかった費用は合計2,699THB。

無駄だったけどエコー見れたし、【良し】としときました。

(以前健康診断で使ったことあるけど、病院自体は悪くないですよー。)

 

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ってかディスカウントって何じゃい!?

 

続く

 

 

妊娠検査薬結果

2017年6月27日(火曜日)

その前の日曜日くらいから月のものが来ないとのことでしたので、

「とりあえず妊娠検査でも買ってきて、検査してみたら?」

とかなり他人事なことを言っちゃってたら見事に

 

 当たりっっっ!!

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以前の家庭で2人子供が居ましたが、

男の身には本当に実感が沸かずで申し訳ない気持ちにもなりますが、

その2人の子供にも会えず連絡が取れずで寂しい思いをしており、

子供が居る生活の楽しさを知っている僕にとっては嬉しい限りです。

 

しかも彼女ももう40歳。

かなり(は失礼なのか?)高齢妊娠出産の部類に当たるかと。

これまで仕事が忙しく、結婚や子供を持つことを諦めてた彼女もとても喜んでました。

 

まだ籍を入れていないので、

この日は言うまでもなく(?)仕事の合間に国際結婚の方法を

ネットで調べまくってました。

 

(ちなみに妊娠検査薬は、ほぼ100%正しい結果が出るそうです。

 後日産婦人科の医者に聞いてみました。)

 

続く

ご挨拶

【いきさつ】

2012年に駐在としてタイに来て、その後帰任命令が出ましたが、
結局現在は現地採用でタイに居ついています。
以前は日本女性と結婚し2人の子供が居りましたが(一男一女)、
2015年にアメリカ人に元奥さんを取られ離婚、
現在は年上タイ人女性とお付き合いしております。

2017年6月末に、そんな彼女が妊娠した様子で、
妊娠出産までの情報を集めようとネットで調べても、
英語や日本語での情報はかなり少なかったため、
自分用の備忘録ついでに、同じような状況の方に役立てればと思い、
ブログに残すこととしてみました。

高齢での妊娠のため途中で流産のリスクも十分考えられますが、
もしそうなった場合には、閉じるなり何なり考えます。

【登場人物】

僕 :日本人
   1978年生まれのバツイチおっさんサラリーマン
   子供も2006年生まれの息子、2011年生まれの娘がおります
   2016年1月から会えてませんが(多分USに居る)
   趣味は酒、バイク、料理、植物いじり等々
   食が細くで一日一食でも問題なし
   ただし毎日ある程度の飲酒は必須
   楽観主義であるものの言い方を変えれば日和見主義なのかもしれません
   シャレオツなイベントがあればすぐに行っちゃう
   歳の割には老化できてないと勘違いしています
   タイ語で困ることは多少あるクセに
   勉強する気が出てこないので
   英語で押し切ってます
   ここ一年半発症してないですが痔主です

彼女:タイ人
   1976年生まれの広告写真、ビジュアル関連のプロデューサー
   いい歳してるがかなり若く見える
   多分生まれながらの童顔と仕事柄いろんなモデルさん、
   俳優さん女優さんと接してるからかと思われるかと
   責任感が強いので何かしら自分にプレッシャーを与えちゃってる
   僕と出会わなければ尼さんになってたらしいです
   仏教への信仰はいかにもタイ人
   5年くらい前に癌を患っており
   いろんな医者に助からないと言われてしまってましたが
   良い医者に出会えて手術で摘出済
   今は3ヵ月に一度検査に通ってます
   15年間同じプロダクションで働いてますが仕事は超楽しいらしいです
   ただここ2、3年のタイの経済状況を嘆いています